澄みきった空♫
宮本武蔵の五輪書に空之巻がある。
二刀一流の兵法の道を、空之巻として書き表した。
空とはきまった形がないということ、形を知ることができないものを空と見るのである。
もちろん空とは何もないことである。
ものがあることを知って、はじめて、ないところを知ることができる。
これがすなわち空である。
タクシー編ではこの道理をよくわきまえて、これからといていきます。
タクシーにおいて空の境地は善のみがあって悪はない。
地理の知恵、接客の知恵、ロングの知恵、、、タクシー道理、タクシーの道がすべて備わることにより、
はじめて一切の妄念を滅し去った空の境地に達することができるのである。
1日売り上げ10万とはこれいかに、、
宮本武蔵 五輪書 「仕事は死事」タクシー編
著者 庄司