★システム、アプリ、ゲーム開発のお金の事情
アプリ開発を外注する費用相場と、自社開発する場合にかかる費用についてお話します。
■システム、アプリ、ゲーム開発をお願いする費用相場
システム、アプリ、ゲーム開発を外注する際の費用は、そのほとんどがエンジニアの人件費です。エンジニアの人件費は、「人月 × 人数 × 期間」で決まります。人月(にんげつ)というのは作業単価のことで、エンジニアの1ヶ月当たりの人件費を表します(システム系業界では、一般的に作業単価のことを人月と言います)。
アプリ開発に携わるエンジニアには、主に設計やディレクションをおこなうシステムエンジニア(SE)と、実際にプログラミングをおこなうプログラマ(PG)がいます。同じシステムエンジニアや同じプログラマでも、その人のスキルによって人月は変わってきます。
アプリ開発エンジニアの人月の目安は以下のとおりです。
・上級システムエンジニア:200万円~400万円
・中級システムエンジニア:150~300万円
・初級システムエンジニア:100万~200万円
・プログラマ:50万円~100万円
たとえば、あるアプリ開発に1人月100万円のSEが1人と、1人月60万円のプログラマが2人必要です、開発するのに2ヶ月かかるとします。その場合のアプリ開発費用は以下のように計算されます。
100万円 × 1人 × 2ヶ月 = 200万円
60万円 × 2人 × 2ヶ月 = 240万円
200万円 + 240万円 = 440万円
システム、アプリ、ゲーム開発費は、「人月いくらのエンジニア」「何人」「何ヶ月働く」によって決まるということです。大手のアプリ開発会社に所属するエンジニアほど人月が高くなる傾向にあり、逆に中小・ベンチャーのアプリ開発会社のエンジニアは人月が安めになります。フリーランスのエンジニアは、その人のスキルや実績によって変わってきます。
なお、アプリ開発は企画からリリースまで丸ごと外注するケースもあれば、自社で企画や仕様書の作成をおこない、開発工程から外注するケースもあります。丸ごと外注するのか開発から外注するのかによっても、費用は変わってきます。
●システム、アプリ、ゲームを自社開発する場合にかかる費用
外注する場合と同様に、自社開発の場合も費用の大きく占めるのは人件費です。自社エンジニアの人件費と期間によって費用が決まります。
エンジニアが不足してる場合や、自社エンジニアのスキルが不足している場合などは、新たにエンジニアを雇用したり、フリーランスや派遣のエンジニアをお願いする必要があります。そうなれば当然、結構な報酬などが発生します。
このようにアイディアから商品化するまで時間も費用もかかります。
気軽になんでも相談ください。
システム開発統括責任者庄司